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銅材クロメート処理
クロメート処理とは、クロメート溶液に製品を浸漬させ、金属の表面に保護皮膜を形成する処理のことです。
特に、銅は環境の影響を受けやすく、酸化や腐食が進むと性能が低下するため表面処理が必要になります。
銅材にクロメート処理を行うことで、酸化・腐食を防ぐ効果があります。耐食性・耐久性が向上するため、プリント基板やコネクタなどの電子部品に使用されています。
しかし、クロメート処理に使用する六価クロムが近年環境規制(RoHS指令)により使用が制限されています。そのため、従来の六価クロムから三価クロムへの移行など、代替処理も利用されています。
三ツ矢では、有色(六価クロム使用)、無色(六価クロム使用)、無色(六価クロム不使用、RoHS対応)の3種類のクロメート処理を取り扱っております。有色は黄みがかった色、無色は素材の色となります。使用目的や用途によってお選びいただけます。